【体験談】言葉が出ないとはどういうことなのか?




前の記事でも話題にしたと思うのですが、私が心と体を壊す前、一番初めに感じた異変は"言葉が出ない"でした。
今回はこの"言葉が出ない"の詳細をお伝えします。


言葉が出ないと感じた場面は、職場で人と話す時。それから電話越しで人と話す時です。


私の職場では仕事に限らず、他愛もない話をよくします。私は自己主張せず聞き手に回るタイプなので、相手の話を理解して肯定しつつ、さらに話が弾むように言葉を選びながら受け応えをしていました。
それがある時、頭が回らなくなって相手の話を理解する速度がものすごく遅くなってしまいました。頭が回らないので、頭がストックしている語彙の中から言葉を選ぶのも難しいです。
こういう状況に陥ってしまった場合、会話に妙な間ができます。私はこの間が本当に嫌でした!相手が軽快に話してくれているのに!そういう時は笑顔で"そうなんですかー!"とか言って誤魔化すしかありませんでした。


電話越しの会話も同様です。電話で発する言葉って大体同じですよね。
・〇〇部署の〇〇です
・〇〇様にお取り次ぎをお願いします
・お取り次ぎいたしますので少々お待ちください。
・〇〇はただいま席を外しておりまして…
・折返しお電話させていただいてもよろしいですか?
・恐れ入りますが、もう一度お名前と電話番号をお願いします。
このくらいしか言ってません。言うことのレパートリーは頭の中に入っているのに、思考停止してそれが引き出せないのです。まさに頭がストックしている語彙の中から言葉を選べないのと同じです。
電話の場合、普段でも相手が見えないから間に困ることがあるのに…。こうなるともう間が狂いまくりで、自分も相手も話しづらいし、相手に対して申し訳ない気持ちで一杯でした。


以上が"言葉が出ない"の詳細、真相です。実態は頭が回らなくて言葉が出ないんですね。
この体験に覚えのある方はご注意ください。

うつ病闘病記

2020年8月〜体調不良/適応障害→うつ状態→気分変調症→うつ病診断/精神科病棟入院経験有り。入院生活が暇すぎてブログ始めました。 https://twitter.com/adjustment_yaro

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