認知行動療法をやるのは大変なのでしょうか?
結論から申しますと、私はまあまあ大変だと思います。まあまあというのは、大変さ5割くらいの感覚です。
大変だと思う理由は、「通院」という行為そのものにあります。公共交通機関を使って病院まで行って、1時間ほど話をして、お会計を待って、元来たルートで帰る。これを毎週やります。それでエネルギーを削がれました。
しかし、単にエネルギーを削がれた訳ではなく、治療を通じて心が元気になっていき、回復速度は徐々に高まっていきました。
「宿題が大変」との噂を耳にしたことがありますが、私はそこまで大変だとは思いませんでした。
私の場合、1週間の活動を記録することと、その日に取り組んだテーマについて、それを実践してみましょう、というような宿題が出されました。私はマメな性格ではないので、活動記録は3日に1回くらいの頻度で思い出しながら書いていました。また、いつも受診が午後だったので、受診日の午前中は1週間を振り返ったり、先生に言うことを大まかにまとめたり、自分と向き合う時間を作るようにしました。そうすると、宿題はそこまで負担にはなりませんでした。
それに、宿題を見返すと、自分が努力している結果が目に見えて分かるので良いです。
つづく
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