2022.03

私はこれまで、うつ状態で3つの病院にかかりました。1つ目は一番最初にかかったメンタルクリニック、2つ目は転院先の総合病院、3つ目は認知行動療法を受けるために受診した専門病院です。病院ごとに色があり、待合室の雰囲気やそこにいる人のイメージが違います。メンタルクリニックは受診する人が多く常に賑わっていて、尚且つ若くて今どきの、小綺麗な格好をしている人がたくさんいました。総合病院は幅広い年代の患者さんがおり、静かな雰囲気。専門病院は割りかし症状の重い方が来ているようで、大きな声を上げたり、強い口調で言葉を投げかけたりする方もいらっしゃいます。また、誰かの付き添いで来ている方が多いです。その大きな声を聞くと、それが思い出しうつで唸ってしまう自分とそう変わらない...
自分が他人と比べて変わっているところを考えると、「偏食」という言葉が真っ先に出てきます。私は幼少期、野菜をほぼ全く食べず、甘味、肉、魚、米くらいしか口にしませんでした。大人になって、ようやく野菜の美味しさがほんの少し分かるように。ですが、今でも好き好んで野菜は食べません。なぜ野菜を摂らなければならないのか、必要性が全然分からなかったのです。今は知識が付き、必要性が多少分かるので、少しずつ野菜を摂るように心がけています。そこで、今回は私が野菜を摂るにあたり、どのような工夫をしているのか紹介していこうと思います！野菜の食感を極限までなくす。野菜の嫌いなところは、主に味と食感です。食感さえ消えてしまえば、問題なく食べられる野菜が私には結構あります。食感をなく...
先日、認知行動療法のために通い始めた病院に行き発達検査をしてきました。初診の時も長い時間検査をしたので、やっとそれが終わります！検査時間は1時間ちょっと。心理士さんと対面式でした。検査の内容が面白かったので、今回ここに書き溜めて置こうと思います。今後、発達検査を受ける方の参考になれば嬉しいです。※記憶を元に書くので、抜けている検査があるかもしれません。やった順番もバラバラですがご容赦ください。まず、検査の種類は大きく分けて3つでした。図形の問題数字の問題語彙、知識の問題問題の数がたくさんあったので、項目ごとに一つひとつ紹介していこうと思います。図形の問題①積木赤、白、赤半分白半分の面で構成されている四角い積木を9個与えられ、絵に書かれた図と同じように積...
私はこれまでの治療の中で「生きていればどうにでもなる」精神をよく教わりました。つまり、寝たきりでも、風呂に入れなくても、部屋が汚くても、落ち込んでいても、死ななければ問題ないのです。「死なないようにすること」は、生物として最低限の行為ですよね。でも、「死なないこと」を目標とすると、目標達成の難易度はうつ病やうつ状態の人間の場合、格段に高くなります。なぜなら、生きているのに精一杯で、尚且つ希死念慮や自殺願望があるからです。という訳で、うつでドン底の時は、生きること、死なないようにすることなんて考える余地もないですが…とりあえずご飯を食べて寝ていれば問題なし。私たちの目標は「死なないこと」。そして、そのためには、「生きていればどうにでもなる」と楽観的に考え...
私事ですが、この度彼氏と距離を置いてみることにします。距離を置くといっても、必要最低限の連絡しか取り合わないようにするだけです。元々私達は別居しており、普段顔を合わせる機会がとても少ないので、日常生活にも特に支障ありません。距離を取る理由は、心配や不安の原因の多くが「交際関係」にある状況になってしまったから。交際関係の不安って何？と思われるかもしれませんが、本当に上手く説明できないんです…。交際中の色々な分野のちっちゃな不安がチリツモで大きくなって、自分の首を絞めています。私は彼氏とのことを第一優先で考えたいです。でも私の一番の悩みの種は、彼氏とのこと。この矛盾が自分をさらに追い込みます。だから一回、距離を取って何も考えないようにします。何も考えなくて...
認知行動療法を受けるため、専門の大きな病院に行って来ました。久しぶりの精神科の初診。1時間以上お医者さんと話して、2時間くらい心理検査。心理検査はまた後日やります。この日は久々に疲れました。お医者さんが鋭く的確な質問？返し？をしてくださるので、心の内をしっかり伝えられたような気がします。すごく内容の濃い時間を過ごしたので、なおさら疲れたのだと思います。こうして初診を終えましたが、すぐに認知行動療法を受けられる訳ではありませんでした。今度は認知行動療法の専門医にお会いして、認知行動療法を受けるべきか否か、判断を仰がなければなりません。もし受けることになったとしたら、始まるのは約2ヶ月後みたいです。まあまあ長い道のりです。認知行動療法を専門に取り入れている...
精神科領域の有識者、自分を理解してくれる身近な人そういう人に自分の今の状態についてたくさん聞いて、少しだけですが自分の状態を認識できました。それがうつ状態の自分にとって良かったです。うつ状態真っ只中の私は生活するのが辛い、生きていくのが辛い状況なのに、ちょっと調子の良い日があるが故に、「私って本当に病気なの？」と自分を疑っていました。その後、ずんと落ち込んでそう思ったことを後悔するまでがいつものルーティーンです笑病気を疑ってばかりでしたが、そういう時に病状を客観的に伝えてくれる人がたくさんいました。それは病院の先生、カウンセラーさんなどです。特に、カウンセラーさんの「休んだ方が良いですね」、「今の状態を体で表すと全身大量出血だよ」はかなり心に響きました...